ミーティング開催議事録
本ミーティングの意義
MRI検査は、現代の医療において不可欠で多くの施設で使用されている。MRI検査を実施するにあたっては、磁場、ラジオ波や造影剤の影響を十分に考慮する必要があり、一般社団法人日本磁気共鳴医学会の安全性評価委員会は適切な安全管理のためにMRI安全性の考え方(第二版)を発行し、安全管理を推奨している。平成30年のMRIの安全検査に関する調査が行われた。その結果、安全運用を促すために画像診断管理加算をとる施設には、周囲の施設の模範となるように、安全運用の指針を策定し、運用することが令和2年より診療報酬の改定で求められている。今回、関連学会から適切なMRI検査の安全管理が行えるように管理方法が提示されたため、安全管理チームの立ち上げを行い、安全管理体制を構築するために本ミーティングを実施する。なお、安全管理チームやミーティングを行っていることが、画像診断管理加算の要件、全身MRI加要件に必要となっている。
安全管理チーム
安全管理責任者
放射線診断医 堀越 浩幸
安全管理担当者
磁気共鳴専門技術者 持木 瑞規
診療放射線技師 大山 淳
放射線内視鏡 看護師長 齋藤 祐子
放射線内視鏡 副看護師長 塚越 理英子
開催頻度
本チームのミーティングは年1回以上行う
また、安全管理責任者が必要に応じて開催することができる。
安全教育
安全管理責任者と安全管理担当者は日本磁気共鳴医学会が開催する『安全性に関する講習会』に年1回参加し、『MRIの造影剤の安全性に関する講習会』に2年に1回参加する。
また、講習会の内容について当センターでMRIに従事する者にsafetyplusを利用した講習を年に1回実施する。
MRI検査の安全管理
安全性情報の周知報告 MRI 装置の故障・事故・その他の不具合、及び造影剤による副作用が発生した場合は、危害の発生または拡大防止の観点から、院内並びに関連学会・関連行政機関等へ報告する。
1)院内への周知 院内においては必要に応じて MRI 安全管理委員会を開催し、事例・対応策等を医療安全管理室およびGRMに報告する
2)関連学会・関連行政機関への報告 院内と同様に、必要に応じて MRI 安全管理委員会を開催し、事例・対応策等を「PMDA 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構」「日本磁気共鳴医学会」及びメーカーに報告する。
PMDA 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構
https://www.estrigw.pmda.go.jp/Iryo/Login/Index?ReturnUrl=%2FIryo
日本磁気共鳴医学会 インシデントレポート
https://www.jsmrm.jp/modules/guideline/index.php?content_id=5
MRI装置の品質管理
1)安全に MRI 検査が行えるよう以下の日常点検を実施する 始業・終業点検フォームに沿って点検を行い、結果を登録する
- 検査室内、機械室内の室温、湿度、冷却水水温、酸素濃度計の確認
- 冷却システムの動作確認、液体ヘリウム残量の確認・記録
- エマージェンシーアラームの動作確認
- 始業前はファントムの撮像等で画質を確認
- インジェクターの動作確認
- 装置の清掃
2)保守点検はメーカーが実施して、精度を維持すると共に、故障の未然防止に努める。
頻度は以下に規定される 1.5T装置(Avant fit)年に4回(3か月ごと)
3.0T装置(Prisma fit)年に2回(6か月ごと)